真ちゃん奮戦記

床板施工

床板杉180×30の施工
床板の留め方(釘打ちのし方)
下の図面の様に雄実の斜め上から、釘あるいはモクネジで留めます。厚板の場合はモクネジの方が、材料を確りと固定できるし、失敗した時にやり直しが簡単なのでお勧めです。

床板施工01床板施工02床板施工03

モクネジ
今回は写真の様に50×4.2のコーススレッド釘を用いましたインパクトドライバーは必要です。

床板施工04

床板180×30の施工2
写真の通り壁際の最初の1枚は上からモクネジで留めます。その場合後ほど巾木を施工した時に隠れる程度に、なるだけ端の方にモクネジを打ちます。 
又、壁の柱や間柱との間に1cmくらいの隙間を空けて施工します、湿度の変化によって木が膨らむ場合が有るからです。
フローリング1枚に取っては1㎜程度の膨らみで有っても、部屋全体になるとかなりの力で壁を押す事に成ります。

床板施工05
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端の1枚を貼ると暫くは一番楽しい作業が続きます。1枚貼るたびに床が少しずつ出来あがっていくのを実感する事が出来ます。

まず写真の通り固定したフローリングのオス実に次のフローリングのメス実をはめ込みます。

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次にフローリングの間に隙間が空かない様に木槌や金鎚で軽く叩き込みます。
その時写真の通り木切れで当て物をしないとフローリングに傷が付いてしまいます

写真はございませんが、はめ込んだフローリングの雄実にモクネジを斜めに打ちこみ確りと固定します。

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床板180×30施工3(貼り終わり 端の仕舞い)
この部分は私と彼の意見が合わなかった所でして、私の意見では貼り終わりの部分は壁との間に少し隙間が出来てもその上に巾木を取りつけて隠せば良いと言う物でしたが、彼は古い巾木の上にもう1枚巾木を重ねる事を嫌って、古い(元有る)巾木との隙間が空かない様にきっちりと施工しました。
そのため最後の部分は2枚の板を同時にはめ込む事に成り、(下の図の様に)モクネジを2枚の板の接合点に近い部分に留める事になりました、
モクネジの頭や床と巾木との隙間は後ほどウッドパテで隠す予定です

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最後の2枚は寸法切りした後、ハの字形に合わせて押し込みました。
写真の緑のテープは下地の根太の位置を示しています、この印を目安にしてモクネジで留めました。

床板施工11
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下の写真は最後に貼る板を壁との隙間に合わせて巾をカットしている所です、勿論電動鋸でもカットできるのですが、初心者の彼には危険だと思いましたので手鋸でのカットを勧めました。

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換気扇と炭
大変湿度の高い部屋なので写真の様に床下換気扇を取り付けました
換気扇の上に空けた穴は床下点検口として残します、蓋は床板を巾接ぎして、雄実を切り落として用いました、
この様な場合にも木材は工作が容易で大変便利です。
床下点検口は出来れば設けた方が良いと思います、畳敷きの床ですと畳を揚げて床を剥がせば簡単に床下に入る事が出来るのですが、フローリングの場合には床板を剥がすのが大変な作業に成ります。

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下の写真は床下に木炭を敷き詰めた所です(これは彼のアイデアですが)部屋の隅の一番通気の悪い場所に敷き詰めました、この上の床は木炭の取替えが出来るように、取り外し可能な形に施工したそうです。

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> 真ちゃん奮戦記 その6-枠材-

真ちゃん奮戦記一覧

その1-一念発起-
その2-計画-
その3-現状-
その4-手順-
その5-床板施工-
その6-枠材-
その7-壁板施工-
その8-押入れ天井-
その9-入り口床板-
その10-仕上(巾木・隅木)-
その11-完成-