高齢者向け住宅 :2015年1月23日
昨年納品させて頂いた物件なのですが
素晴らしい完成写真を頂き、施主様からブログ掲載のお許しも頂きましたので
是非紹介させて頂こうと思い記事を書かせて頂きました
まずは、垣根のユニークな材料の使い方に、施主様の並々ならぬこだわりを
伺い知ることが出来ます
外構は施主様とスタッフの手作りとのことです
施主様はご自身の介護体験を通して、いかに高齢者本人の気持ちに配慮した施設が少ないかかと言うことを実感され
ついにはご自身で、入居者側の気持ちに立った住宅を建設しようと決心されたそうです
施主様は、住宅の隅々にまでこだわりを持って工夫を凝らされておりますが
特に床などの内装材には、人にやさしい無垢材をお使いになりたいと弊社を訪れてくださいました
階段には60mm厚の桧材を使用いただいております
床板には杉30mm厚の材料をお使いいただいておりますが、普通の住宅と違い広い面積に無垢材を施工することになりますので、膨張により床が盛り上がったり、またふくらみを気にするあまりに、隙間が開いたりするトラブルが気になりましたので、ご提案を頂いたその最初から施主様とよく話し合い最善の製造方法を取ることに致しました
また、施工者様にも施工方法を工夫頂き、無事に施工することが出来ました
大面積での無垢材の施工も、施主様施工者様そして製造者がよく話し合い対処すれば大過なく行えるものだと実感致しました
最後に施主様の思いやりを伺うことのできる、お風呂の写真を掲載させて頂きます
このような建物で生活出来る方をうらやましく思います、このような建物には施設と言う言葉よりは、まさに住まいと言う言葉がふさわしいですね
| コメント (0)
コメント
コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)