桧のパッチワーク :2017年2月 5日
いきなり 写真です
しかもガラケイで撮影したので画像もよろしくありませんが
以前のブログに掲載していた写真を再び掲載しております
奈良県内のある教会の 廊下床板の写真です
何百年もの年数のいった桧板を敷き詰めた廊下が 延々と続いておりますが
所々に写真のような パッチワークのような埋め木が施されております
おそらく抜け節の跡を 大工さんが形状に応じて同様の材から埋め木を切り出し
穴埋めをしたのでしょう
埋め木を施された材にも そうでない材にも
同じ年数を経過してきた材料の持つ味わいを同様に感じることが出来ます
木材には(特に長年数を経過した木材には特に)抜け節のような
人が何らかの手を加えないと 使用するときに支障が出る欠点が多くあります
弊社のフローリングにも多くの埋め木を施しております
無節のように埋め木をしなくて済む材料も 埋め木を施した材料も
同じ年数を経てきた材料で有ることに変わりなく その味わいにも
調湿効果や香り暖かさ などの機能にも変わりがありません
木と向き合う場合には この教会のような おおらかさを持たなければ
ならないのでは?
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