床板
作者 | 材料 | 仕上げ |
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Tさん 京都市 |
杉180×30赤味一等(節有) | 柿渋塗装の上 お手製、蜜蝋と荏油の混合ワックス |
少し価格は上がりますが、180×30赤味一等を使用してくださいました
大変仕上がりがきれいですので、もう少しサイズの大きい写真にリンクしています
赤味一等の特徴は、杉独特の赤白のコントラストが無く、部屋全体が落ち着いた統一感のある色調に仕上がるところです
一度柿渋を塗られていますので深みのある色に仕上がっております
柿渋と杉材は相性が良いのか、多くのお客様がお使いになられています
部屋の間仕切りも敷居を設けず、引き戸のレールを直接床板に埋め込み全くのバリアフリーに仕上げられています
これも厚み30ミリの床板をお使いに成られた効果です
床板の縦継ぎの部分にはビスケットを入れて接合されています
ワックスは、重量比 荏油7:ミツロウ1 の割合で混合して手作りされました、
アルミの柄杓に蝋を入れ、ガスコンロで溶かしてから荏油をくわえられたそうです、冷えると下の写真のように、柔らかいシャーベット状になり塗りやすくなるそうです