続・新鮮なうちに :2020年3月15日
「新鮮なうちに」とは言っても、ご注文をお受けしてから
生材から 仕上げまで加工していると お客様に相手にしてもらえません
弊社では桧フローリングを仕上げるまでに、大きく分けて9段階の工程を経ています
その内6段階までの工程を経た半製品の状態でご注文を待つようにしています
(6の工程を経て在庫している状態、乾燥抜け節補修、パテ埋め、粗加工、が済んでいます)
ご注文を受けてから残り3工程をこなして出荷させて頂いております
(ご注文を頂いて、在庫半製品からいくつかの工程を経てやっとフローリングになります)
(フローリングの状態になった商品から、さらにエンドマッチなどして完成、翌日の配送待ちです)
たとえ1坪のご注文でも同じやり方で納品させて頂きます
大変コストがかかります
でも「新鮮なうちに」の主義は曲げれません
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生(なま)もの 新鮮なうちに :2020年3月 8日
上写真は桧フローリングのカットサンプルです、積み重ねて長らく置いたものです
先日取り出したら、このような状態になっていました.
桧材は保存状態によりますが
(板同士を密着させたり、板の上に他の物を隙間なく置いた状態で保存するなどして)
しばらく置きますと
このように表面に油が浮いてしまいます
でもこの油も、桧の精油成分が、表面に板材などの障害物があって、
揮発しきれずに付着しただけのもので
スクレイパーなどで削ってやれば下写真の通り
新品に戻ります
でも、この桧の性質が桧床材の流通を難しくしています
通常の流通では、床材を数枚ずつ梱包しラッピングなどして、流通過程に流しますが
問屋さん小売店さんを経過するうちに、上記のような事が起きてしまい
いざ現場で使用するときにトラブルになることがままあります
この問題を起こさない為の一つの方法として、ウレタン塗装を施して精油成分が揮発しないように
がっちりと固めてしまう方法があります
でも、そうするとせっかくの桧の香りなどの自然な状態を損ないかねません
それで、弊社では表題の通り「新鮮なうちに」
作り立てのものを現場にお届けするようにしています
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マージャン? :2020年2月16日
マージャン? いえいえカードゲームです
先日紹介しました ドミノが変身しました
全てケアマネージャーさんの手書きです
写真では 向かい合わせ2組になっていますが
マージャンの様にテーブルを囲み4組で対戦します
それぞれが2個のサイコロを振り、出た目の合計と同じ数になる牌(カード)を抜きだします
最後は残り牌の数字と同じ数が出るまで上がることが出来ません
いち早く牌(カード)が無くなった組の勝ちというゲームです
最後に1のカードが残れば永遠に上がれないのかな
下手な説明ですみません
マージャン牌でない証拠に裏にも数字が書き込まれています
製作者はこのゲームの他 ドミノとしても あるいは積み上げて高さを競ったり 将棋崩しなど
いろんな使用方法も考えておられます
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壁 :2020年2月 9日
先日 厚みの違う板を交互に張っていく壁に使用する羽目板の
注文を頂きました
最近の傾向として 木材を現しで使用するのは 床と天井それに階段に限られてきて
壁に羽目板を張ることが少なくなってきているように思います
この度の様に趣向を凝らした加工をすれば
壁材に使用されることも増えるかも
NCを利用して名栗や波形・ディンプルあるいは
想像も出来ないような 意匠を凝らした加工を施して
さらに壁にも使用頂ける機会が増えばいいな
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穴 桧の穴 :2020年1月28日
NCで空けた穴です
重ね合わせると見ごたえが有りますね
基材は桧積層材です
最近吉野でも桧や杉の積層材が製作されています
写真の様に節の有るものや上小・無節材までいろいろ手に入るようになりました
これも原材料価格の低下のおかげなのかも
それはさておき
弊社では材料込はもちろん賃加工だけでも
NC工作機の能力を生かした加工承ります
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